こちらのゲーム、ナイツポーカーといいます。私は以前ゲーマでした。今は大人になり、昔ほどゲームの時間は減りましたが、ゲームな人生は、今も続いています。私がボードゲームに嵌るきっかけとなったのは、お洒落にお酒を飲みながら、軽く相手と何かゲームを楽しめないかな。と想ったのがきっかけでした。こちらのゲームはまさにそれに当てはまる一品で、私がはじめてゲームマーケットに行くきっかけになったゲームになります。
ここがお薦めなのよーッKNIGHTS POKER
- お酒を飲みながらお洒落に楽しめる一品である
- セットアップが凄く簡単でどこでもすぐにプレイができる
- 簡易ポーカーなのでわかり易くお年寄りから子供まで楽しめる
ひいきするわけではないのですが、大変お薦めです♥
KNIGHT'S POKER
物語…ストーリー設定
プレイヤーは対立する王位継承者。騎士タイルはポーカーの役のように、同じ色や数字など、特定の組み合わせにより強さを発揮します。それらを上手に並べて、権力の象徴である3つの城を奪い取りましょう。
設定…プレイ人数・時間
【タイトル】KNIGHTS POKER
【発売日】2019年 【価格】3850円
【プレイ人数】2人 【プレイ時間】10分
【難易度】簡単【制作】スタジオムンディ 作者:ライナー・クニツィア
【入手先】ゲームマーケット ボードゲーム専門店 Amazon
美術…コンポーネント
※箱表
※箱斜
※箱裏
※箱中
取説…ルール・説明書
騎士タイルが5色それぞれ1~6まであります。これらを、袋の中にいれてシャッフルします。
この袋もいい味出してるよねえ~うむうむ善き善き♥
ボード上に城コマを3つ並べます。この城コマの両側の3つのマスで、ポーカー対決をします。1列ごとにポーカー対決をして、勝ったら城コマを勝った側へスライドする。2つ城コマを獲得した方の勝ちです。それでは袋からそれぞれ4つの騎士コマを取り出して、タイル立てにセットしましょう。
こんな感じに。相手の騎士コマが見えてるけど、本来は当然ながら見せないように!
これで準備が整いました。プレイは騎士タイルをどこのマスでも良いのでひとつ置きます。そしたら袋からタイルを補充。相手のターンへと移行。これの繰り返しです。ポーカーの役は4つのみです。強い順に、同色で連番のロイヤルストレート>同数字のスリーナンバー>同色のフラッシュ>連番のみのストレート>役なし、になります。もし同じ役の場合は数字の合計値が大きい方が勝ちます。それではちょっとやってみましょうかね。
実践…軽いレビュー
それでは、説明の時に出た騎士コマでやっていきます。ふむ。このコマだと、青も黄でもロイヤルストレート狙えるかな?スリーナンバー、フラッシュ、ストレート、いくらでも選択肢が・・・。とりあえずまずは相手からのようだ。
緑の6、ふむ。とりあえず、まずは青の4を出すかな?
様子見で左のラインへ。そして騎士コマをひく。
相手は赤の3を真ん中のラインに。こっちは黄3が出たなぁ・・こうなるとロイヤル狙いよりも無難に、スリーナンバー2列狙いがいいかなぁ・・・役無しはやだし。悩んだ挙句、青の3を中央のラインへ・・・。(本当は黄色3から置けばよかったのに頭が回っていない・・・泣)
お。相手は緑の3を中央ラインに、この時点で敵の狙いは3のスリーナンバー。私も、真ん中に3を置いたので、3のスリーナンバーの役を作ったとしても、それだと同点になってしまう。勝つにはロイヤルストレートだけど・・・果たして青の1・2が来るか・・・ひとまずここの勝負は避けて、別の列で勝負するか。
右のラインに黄6を置く。まだどの役でも狙えるはず。さて、相手はというと・・・左のラインに赤の1ですね。さてどうしようか・・・。新たに引いたのは赤の6。右のラインで6のスリーナンバーもありだね。しかしどうしよう・・・悩むなぁ。よし。右はロイヤルの可能性を取っておき・・・左のラインはストレート狙いにするか。緑の5を置こう。
なんだと!相手は赤の2を左のラインに!これはロイヤル!?やばいストレートだと負けてしまう! ん?・・・しかしよく見ると相手の中央ラインに赤の3でてるじゃん。・・・ぷッ・・・。相手は気付いていないのかな?しめしめ。ストレートになったとしても数字の大きさでこちらが勝つな。さてと・・・こっちが引いたのは青の2。青の・・・げげ!青234でロイヤルストレート出来てたじゃん。くやしい~くやしいのう。。左のストレートの為に、黄3は取っておきたい。となると・・・青2から打つか。
ぬぬ!相手が中央に3のスリーナンバーを完成させたぞ。ロイヤルに次ぐ2番目に強い役。あれに勝つには青の1が出るしかないが・・・厳しいな。さてこちらが引いたのは・・・緑の4。うーむ。もう真ん中は捨てて緑の4置いて、連番のストレートにするかなぁ・・・。いやまてよ。相手は左端・・・出来てもストレートの最弱123だよね?ならばそこを先に勝とう。
左ライン345のストレート完成・・・。あ・・・いやまてよ。置いた後だけど相手は同色のフラッシュ狙いの線もまだあるじゃん><しまたッ。・・・そして引いたのは赤の4。きついい。相手は右ラインに紫5、ということはストレート狙い。勝つには色揃えのフラッシュか同数のスリーナンバーまたは同色連番のロイヤル。残り2回の引きで青の1が出る可能性は低すぎる。となれば真ん中は捨てて・・・右で勝負よね。よし!
中央ラインは234のストレートで確定!相手はスリーナンバーなので中央は負け、城コマを相手側にスライドする。そして相手は右ラインを456のストレートで完成させる。ここで勝たねば・・・。相手は左ラインのマスを最後まで残したということは、赤を持っていない可能性が高い。フラッシュ無しの役なしになる可能性あり・・・。とすれば、左は勝ち。つまり右で勝敗が決まると言っていい。ええい!最後はロイヤル狙ってみるかッ!?黄5を引けると信じて・・・うぉぉ!
黄4を置く!そして引いたのは・・・黄2・・・ぬああ惜しい!けれど、これはこれでストレートよりは強いフラッシュになれる!よしいける!・・最後に相手が置いたのは・・・青の1!よぉぉし役なし!左のラインは私の勝ち、さあ、終わりにしよう!
と言うことで結果は・・・
× ストレート VS フラッシュ ●
● スリーナンバー VS ストレート ×
× 役なし VS ストレート ●
城コマ2で、私の勝ちです。^^
まとめ…評価
美術点★★★★★ ゲーム性★★★★★
文句なしの、ゲーム性満点です。3つ並べるという軽いポーカーの戦いを、1回の勝負で3セット分プレイできるこのお手軽さ。騎士コマもトランプほど多くない1~6なので、使った駒からの推測がしやすく、駆け引きもわかり易いからとても軽い◎。プレイしていてとても気持ちがいい。何度もやりたくなる、そんな気持ちにさせられます。コンポーネントはとてもお洒落なのですが★4つにしたのは実は、これより高級なバージョンが存在するからです。そちらは価格の関係で、一般には売られていないとのこと。特別な駒とボードでプレイしたい方は、中目黒のボードゲームバー『GALLERIA6』を訪れてみて下さい。きっと素敵なナイツポーカーがお迎えしてくれるはずです。皆さんも是非、カクテルでも飲みながらのナイツポーカー、プレイされてみてはいかがでしょうか。
#ライナー・クニツィア デザインの『 #ナイツポーカー 』。先に紹介した『騎士タイル』と呼ばれる手駒は常に4枚。木製の『タイル立て』は扱いやすさ向上だけでなく、騎士タイルの取り忘れや取り過ぎの防止にも一役買っています。13日15時より中目黒のバー #GALLERIA6 で遊べるようになりますよ♪ pic.twitter.com/pV7acKPA1B
— スタジオムンディ (@studiummundi) 2019年8月8日
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